産業情報いわて MARCH 2006 VOL.48
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【特集】コンピュータ利用実態調査結果
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【「その他」の主な回答】
 
◎モバイルコンピューティングの利用法
  • 見積
  • 社外からのグループウェアの利用
  • プレゼン
  • 社内連絡
  • GPS
  • データベースソフトによる商品、在庫、受発注の閲覧
  • リアルタイム路上工事情報システム
  • 気候情報
  • 除雪等のオンライン報告等
  • 工事管理、進捗報告
◎インターネットの利用方法
  • 社内ホームページでの商品、在庫、受発注、その他の閲覧
  • VPN、ASP
  • お店とのデータ通信
  • 電子入札
  • リサイクル量の預託
◎ホームページ、ブログの利用方法
  • 仕様書等のダウンロード
  • 採用情報の告知
  • 広告媒体として
  • 予約受付
  • 取引先からの取引条件の必須項目である
  • 商品閲覧
◎ホームページの開設効果
  • 問い合せの電話、メールが来た
  • 当社の概要チェックに活用されている
  • 人材が集まる、求職応募がある
◎コンピュータ利用上の問題点
  • データ共有方法等、パソコンを有効に利用していない
  • 時々回線が遅くなる。光ケーブルが来ていない
  • 犯罪、情報流出への対応
  • 業務上か私的なものか、区別が難しい
  • 不測事態等での停止状態が発生した際、お手上げ状態となり大混乱となる
  • デジタルデータの管理・整理の方法がよくわからない
  • 出来そうな事が出来ない
【「IT化の影響について」の主な回答】
 
◎よい影響
  • 事務処理の合理化、情報収集のスピードup。
  • パソコンの利用によって生じた余剰時間を、他の業務の遂行に当てることができた。
  • 少人数なので、一人で何役もこなさなければならず、パソコンは便利に利用している。
  • 経理、給料計算、支払振込みが早くなった。実績管理等が早くなった。
  • 少しずつではあるが、情報の共有化が出来る様になってきた。
  • 人員削減ができる
  • 販売計画等が緻密になった。諸管理が全員共通に行なえる様になった。
  • 作業効率は格段に向上した。Eメールの活用により、データの送受信、人の移動が省かれる事は省エネにも通ずる。
  • 商品情報の迅速正確な入手、発注業務の省力化、財務・給与等事務処理の迅速・省力化。業務改善意識の向上、情報伝達の迅速性向上。
  • 手作業、帳簿等に頼った事務処理をなくすことにより、業務の正確さが確実なものとなっていき、社員の重荷も軽減でき経費も削減できると思う。確実にすべての業務をカバーした「システム」が必要だが
◎悪い影響
  • 使いこなしきれていないため、費用対効果がおもわしくない
  • 災害・緊急時の対応が不安。データ偏重による現場処理能力の軽視
  • 処理が合理的に簡素化される点は良いが、中小企業でそれを差引いてもコストがかかる。
  • 高齢者また無関心者の適応性・順応性
  • 事務所内皆が対応してない。(やれる人だけやっている)
  • ネット上で商品を販売する場合、専任者がいないため、価格の変更や内容の変更に対応しきれないで、トラブルになるケースがある
  • 情報漏洩への懸念(ハッカー等)
  • ウイルスによるデータ等の破壊
  • 不正アクセスや不必要な情報がより多く送信されてくる
  • セキュリティの問題、急激な進化についていけるか
  • 種々の業務が迅速に対応できるという利便性は高いが、社内での独自のデータ管理、ソフト開発、あるいは他社からの要求要望に社内のみでは対応しきれない面もあり、苦慮している
  • インフラ及びユーザーの情報格差が発生していると考える。IT化が進む中で、機能を活用しているユーザーが不足している
  • ITとは直接関係ないかもしれないが、EメールやHPで「即時性」が求められる世の中になりつつあるのが感じられる。また、HPを開設していない会社は、若い世代からは認められなくなるのではないか?
  • 電子メールを利用した情報の発信によりスピードが増したが、人対人のコミュニケーションが悪くなっている面も見られる。生産・販売管理をコンピュータ化したが、業務の変更にソフトの変更がついていかない
  • コンピュータに頼り過ぎて、確認をおこたり入力ミスに気づかないでしまうおそれ
  • 具体的には答えられないが、不安がある
◎その他
  • 電子入札や電子納品が始まるので、それに対応できる技術者を育てなければならない
  • 情報等はリアルタイムで入って来るが、その分設備投資にかかってくる
  • 紙のムダ。パソコンを使いきれない者がでてきた
  • 適切なPCの活用にて道義を明確に捉えないと駄目だろう
  • 顧客とのコミュニケーションがスムーズになり、なおかつ販売実績が向上した。ただしシステムが複雑化し知識が追いつかない
  • IT化の進行は、業務効率的な面などは良い影響と思うが、社内の不正防止(データ流失)の管理等、新たに対応しなければならない事も発生する
  • これからも必要不可欠であり、なくてはならないものであると思うが、セキュリティとか管理、各会社とのソフトの違いなど、まだまだすべてOKというわけにはいかず、少しずつ進むしかない

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