コンピュータの導入状況(平成13年度以降)をみると、「導入済み」が97.2%(前年比1.8ポイント増)となっており、平成13年度に比較すると、13.7ポイント上昇している。コンピュータが県内企業に普及している現状がうかがえる。
使用しているコンピュータについてみると、「パソコン」が97.9%(前年比0.1ポイント増)と圧倒的に多く、次いで「オフコン」17.8%(同増減なし)、「CAD/CAM専用機器」13.4%(同1.8ポイント減)の順になっている。
パソコンの使用形態についてみると、「社外とのネットワーク」が70.5%(前年比1.4ポイント増)で最も多く、次いで「LAN(社内ネットワーク)」が65.4%(同4.3ポイント増)、「スタンドアローン(単独使用)」が45.8%(同1.4ポイント増)の順となっている。「LAN(社内ネットワーク)」の伸びが大きい。
従業員一人当たりのパソコン設置台数をみると、「1.0台以上2.0台未満」が42.6%(前年比4.9ポイント増)と最も多く、以下、「0.5台以上1.0台未満」25.9%(同0.5ポイント減)、「0.5台未満」22.1%(同0.6ポイント増)の順になっている。
コンピュータ化している業務についてみると、「総務的業務」が86.8%(前年比1.2ポイント増)と最も多く、次いで「電子メール等コミュニケーション」76.2%(同5.8ポイント増)、「基幹業務」73.2%(同0.2ポイント減)の順になっている。電子メールが広く普及していることが読み取れる。 業種別にみると、「技術系業務」「ネットワーク」は「建設業」、「データ活用」は「卸売業」で多く利用されている。従業員規模別にみると、従業員数が多い企業ほど、多くの業務にコンピュータを利用する傾向がみられる。