中小企業デジタル化支援ネットワーク事業
県内企業のデジタル化促進を支援するために、行政、商工団体、支援機関、金融機関等の関係機関が連携し伴走支援を行う事業です。
デジタル技術に詳しいコーディネーターが、商工会・商工会議所と連携しながら企業様からの相談に対応するほか、個別訪問による現地での支援や、導入資金や人材育成な ど各種支援策とのマッチングを行うなど、継続的にサポートしていきます。
業種や規模は問いません。ご興味ございましたら、問い合わせ先までご連絡下さい。
取組内容
R6.3 R5年度中小企業デジタル化ネットワーク取組事例紹介動画をYoutubeに掲載しました
当社は、山田町で昭和52年に創業し、公共土木の測量サービスを提供しております。社長の一声で社内にデジタルツールを導入しましたが、やりたい事が曖昧で社員全員に浸透するまでに至りませんでした。そこで、社員3名を任命し、社内にDX委員会を設置しデジタル化に取り組むこととしました。
ワークショップを通じて、デジタルツールを使えることでどうなりたいか、会社としての理想のゴールを共有することで社員全員が主体的にデジタル化に取り組むきっかけとなりました。
当社は、精密機械製品の設計開発から完成品製造、物流までの一貫生産を県内で行っているEMS企業で二戸工場では主に板金部品製造を行っております。
ワークショップに参加し課題の深掘りを行ったことで、溶接工程における集計作業の工数を削減することで月5時間、全工程では月30時間の削減効果が期待できることがわかりました。自社で開発した作業日報アプリの活用、大学との共同研究により、「生産状況の見える化」を進めていき、業務改善に取組んでおります。
R5.3 中小企業デジタル化ネットワークPR動画をYoutubeに掲載しました
岩手県内の産学官の関係機関が連携し、各団体の支援者が企業様と一緒になって
現場の課題解決やデータ利活用など、労働生産性や利益率向上につながるデジタル化を支援します。
中小企業のデジタル化を効果的に促進するため、デジタル化を全社で進め、
工程と財務状況の見える化を通じて、社員が自ら考え、自ら動く体制を目指します。
大正12年創業、岩手県釜石市で造り酒屋を営む事業者様は、30年以上続けてきた働き方改革をデジタル化でさらに強化し、社内の情報共有を効率的に進めることで、手作りの製品をさらに高品質にしていく取組を進めています。
►「リアルタイムの情報共有で、社員同士の助け合いへ」【㈲小島製菓様】
菓子の製造販売、カフェの運営を行う岩手県釜石市の事業者様は、複数の販売店のリアルタイムの売上データを共有することにより、経営資源の最大化を図り、社員が助け合うしくみづくりを進めています。
今後の予定
今年度のイベントはすべて終了いたしました。
添付ファイル
関連情報
岩手県中小企業デジタル化支援ネットワーク|岩手県(外部リンク)
TEL:019-631-3825 Mail:kenkyu@joho-iwate.or.jp