産業情報いわて MARCH 2005 VOL.36
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【特集】コンピュータ利用実態調査結果
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【「その他」の主な回答】
 
◎現在コンピュータを利用している業務
  • 文章のデジタル化を行いペーパーレス化している
  • POP
  • DM、名簿管理等
  • ユーザーへのお見積りの作成
◎ホームページ開設後の効果
  • 社員の採用に効果があった
  • たまに引き合いがあり、新規取引に結びつくことがある
  • 図面、カタログの配布が減った
◎コンピュータ利用上の問題点
  • 過疎地のため、光ケーブルが来ていない
  • 利用者への教育を含めたITセキュリティ強化対策
【「IT化の影響について」の主な回答】
 
◎よい影響
  • データ収集の迅速化。経理ソフト等の活用による事務の合理化、Eメールの活用による対応の迅速化。
  • 社内書式や書類の標準化が進んで、作成や提出の時間が短縮された。
  • 図面、工事写真等のデータのやり取りが容易になった。
  • 入札等移動しないで事務所で処理出来るので便利である。
  • 情報を系統立ててコンパクトにできる。蓄積した情報の取り出し、検索に助かっている。情報の活用につながっている。
  • お客様の市場動向等の情報が得られる。電子メールでの情報が早い。
  • 自社ホームページを見ての問い合わせが少なからずあるので、今後に期待できる。
  • 一例だが、Eメールの使用開始直後は未だFAXや電話の方が利便性があるとの評価があった。しかし,しばらく運用するにあたり,効果があることを各自実感している。
◎悪い影響
  • ウイルス対策、維持管理(外注)。
  • 施工受理ソフトやCAD等を使いこなす能力に個人差が生じている事と、習得するために残業時間が増えるようになった。又、セキュリティソフトやサーバー保守料等の維持費用が増大した。
  • コンピュータの盗難、セキュリティの問題。使いこなせないため遊びになっている事が多い。
  • ハード、ソフトのトラブル解消業務の仕事が多くなった。
  • ネットワークを通じた顧客情報等の情報漏洩。
  • 社員間のコミュニケーションの希薄化が進んでいる。
  • ソフトのバージョンアップへの対応と使用者への教育。ハードの取り替え時期のタイミング。
  • 本来の目的外のパソコンのための仕事、ノウハウの取得に時間をかけている。
  • 対応が出来ないことによる取引の縮小など。
  • 全国レベルでの販売競争と顧客情報の管理。
  • インターネット上の取引(通販等)が増大する事で、地元企業の空洞化が一段と進む。価格面でも低価格化が進み利益の減少が進む。
  • 個人情報保護法案や牛肉トレーサビリティなど、法律の改正・施行に伴い対応が求められ、負担が増えると思われる。
  • コンピュータの基礎知識をきちんと持った者がいないので、システムが複雑になった事で混乱を来たす事も有り、まだ勉強が必要である。
  • 事務処理時間の短縮は良いが、反面、事務量が増えている。そのコストを回収出来ない。
  • あらゆる場面で電子化が進むことにより、手続きや作業の簡素化が見込まれるが、ハード、ソフトウェアの陳腐化に伴なう設備投資、社員への教育体制の整備、データ保守、セキュリティなどに係る費用の増大が懸念される。
◎その他
  • アナログ的発想、人間らしさを大事にしたいと最近思う。

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