コンピュータ導入後の問題点をみると、「社内のコンピュータ教育が不十分」が39.4%と最も多く、次いで「ハード・ソフトの陳腐化、バージョンアップが頻繁にある」が31.4%、「ウィルス・ハッカー等への適切な対応」が26.3%となっている。
コンピュータウィルス対策をみると、「ウィルス対策を講じている」が76.6%(前年比22.5ポイント増)、「ウィルス対策を講じていない」が23.4%(同19.0ポイント減)であり、ウィルス対策を講じている企業が大幅に増加している。 インターネットを利用している企業では「対策を講じている」が82.1%であるが、インターネットを利用していない企業では18.5%である。
取引先とのオンラインでの受発注をみると、「まだ行っておらず、求められてもいない」が53.7%と最も多い。また、「既に行っており、他社からも求められている」、「既に行っているが他社からは求められていない」、「まだ行っていないが、求められている」の計が46.3%である。平成12年度調査における「既に行っている」と「他社から求められている」の計の36.7%に比較すると、9.6ポイント増えており、オンラインでの受発注が確実に普及している。