テーマ |
新機能材料の創出と車載デバイスの開発 | |
研究代表者 |
岩手大学工学部 教授 長田 洋 | |
研究者 |
岩手大学工学部 特任教授 新倉 郁生 | |
研究内容 |
自動車用LEDの市場規模はますます拡大し、今後、より低コストでレアメタルレスなLEDデバイスが必要とされると考えられるため、このような次世代型電子デバイスを開発する。具体的には、新機能材である酸化亜鉛(以下、「ZnO)という。)系材料を用いた光-電子デバイスの特性向上と、それらの実用化を目指したZnO単結晶基板を用いた発光ダイオード(以下、「LED」という。)とUVセンサの開発・量産化技術の確立を目指す。 本研究テーマについては、以前に、ZnO薄膜作製技術に係る独自のプラズマアシスト反応性蒸着法(PARE)を確立しており、本技術をベースに窒素ドーピングによるP形層の形成行い、ZnO固有の375nmの励起子発光を世界で初めて観測するなどの実績を有している。 |
テーマ |
圧力センサ | |
研究者 |
岩手県工業技術センター 電子情報技術部 遠藤治之 | |
特許情報 |
特開2007-052005 | |
研究内容 |
ZnO単結晶を利用することにより、水冷が不要かつ小型で、高温下(400℃以上)で圧力検知が可能なセンサの製造方法。 | |
用途 |
500℃ においても圧電性を維持していることが確認され、例えば自動車等の内燃機関の燃焼圧測定用として用いることができます。 | |
効果 |
感度良く付与された圧力を計測することができ、圧力センサを小型化させることができます。 |