産業情報いわて MARCH 2004 VOL.24
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【特集】平成15年度「環境」に関する実態・意識調査結果(拡大版) トップページへ
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「自社」「他社と共同」で処理している理由

 産業廃棄物について「自社」・「他社と共同」で処理している理由をみると、「資源の再利用(リサイクル)」と「処理・処分費用の軽減」が48.6%(前年調査43.3%、45.4%)と最も多く、以下「地球環境保護」10.5%(同7.2%)、「特に理由はない」9.5%(同14.4%)となっている。
 前年比でみると、「埋立最終処分場の軽減」が5.5ポイント、「特に理由はない」が4.9ポイント減少した以外は、増加した。

「自社」「他社と共同」で処理の場合の問題点

 「自社」・「他社と共同」で処理の場合の問題点をみると、「問題はない」が34.3%(前年調査24.5%)と最も多く、以下「施設・設備の設置が難しい」26.3%(同22.3%)、「コストが高い」24.2%(同29.8%)となっている。
 前年比でみると、「問題はない」が9.8ポイント、「施設・設備の設置が難しい」が4.0ポイント増加した反面、「手間がかかる」が17.1ポイント減少した。

資源の再利用(リサイクル)の場合の問題点

 「資源の再利用(リサイクル)」の場合の問題点をみると、「手間がかかる」が43.2%(前年調査46.5%)と最も多く、以下「コストが高い」40.3%(同42.1%)、「問題はない」25.6%(同29.8%)となっている。
 前年比でみると、「設備・設置の効率が悪い」が7.2ポイント、「リサイクル商品の販路」が3.7ポイント増加した反面、「問題はない」が4.2ポイント、「手間がかかる」が3.3ポイント減少した。

専門業者に委託している理由

 「専門業者に委託」にしている理由についてみると、「適当な設備がない」が72.6%(前年調査72.2%)と最も多く、以下「処理すべき量が少ない」31.9%(同30.3%)、「処分のノウハウがない」28.9%(同30.3%)となっている。
 前年比でみると、「その他」が1.6ポイント増加し、「委託する方がコストが低い」が2.0ポイント減少したほかは、前年とほぼ同じである。

専門業者に委託の場合の問題点

 「専門業者に委託」の場合の問題点についてみると、「処理料が高い」が61.9%(前年調査65.4%)と最も多く、以下「問題はない」24.9%(同24.1%)、「いつまで委託できるか不安である」24.5%(同25.9%)となっている。
 前年比でみると、「問題はない」だけが0.8ポイント増加したが、他は減少した。

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