本県ではイノベーションを進め次世代モビリティの創出を目指しています。そのために必要な人材像としては「専門的なシーズ技術を開発できる技術者」、「開発をもとに試作・量産を可能にする製造技術者」、「産業化へとつなげる技術経営者」であり、これらの人材像を目標に、EV等次世代技術人材育成プログラムの開発とイノベーション人材の育成を行います。
次世代自動車関連産業に対応できる技術者を育成するために、高度設計技術者・材料開発技術者の育成プログラムと、EV車開発のための教材開発及び技術教育プログラムの開発を実施します。
<高度設計技術者・材料開発技術者育成プログラム>
@ 表面処理・分析技術者向けの講習
A 材料の基礎知識習得目的の講習
B 3D-CAD・CAE(CSWA講習含む)
C MOT講座、PBLによる産学連携教育(COOP教育)
D 原価管理、品質工学習得目的の講習
<EV車開発のための教材開発及び技術教育プログラム>
@ 次世代モビリティ開発に必要な車全体の構造教育
A EVキットカーを用いた人材育成
B 実績のある団体に講習を依頼し、人材育成を実施
C 一関高専の学生と企業等との共同研究
D 県内の学術機関と連携した学生フォーミュラ競技会への参加
現場知識と工学的知識を有する技術者・技能者を育成するために、金型コース・鋳造コース・複合デバイスコースの3つの研修コースを開講し、各マイスター資格取得事業を実施します。 また、人材育成セミナー等も行っております。
「ものづくり」と「ソフトウェア」の両面の知識を有する技術者を体系的に育成するために、高度技術者育成講習会などの、ものづくり・ソフトウェア融合技術者養成事業を実施します。
技術力の向上をはかるため、最新の次世代モビリティ開発技術や業界動向を学んでいただくことを目的に、次世代モビリティ技術セミナーや講演を行っています。
学生の自主性、さまざまなスキル向上をはかるため、岩手大学、岩手県立大学、一関工業高等専門学校の3校合同チームで、岩手県代表として学生フォーミュラへの参加を行います。
本プロジェクトは、この学生フォーミュラチームのサポートを行います。
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