賃上げ額をみると、製造業の精密機械器具が8,945円(前年調査1,769円)と最も高く、以下、製造業の電気機械器具が3,720円(同1,685円)製造業の木材家具装備品が3,513円、製造業小計3,403円(同2,206円)の順となっている。 製造業を除く業種で平均を下回っている中にあって、卸売業の449円(前年調査比▲2,490円の減少)、運輸業の188円(同▲1,311円の減少)は著しい減少である。 |
賃上げ前基準内賃金では、最も高い1〜9人が261,538円、最も低い10〜19人が233,088円とその差は28,450円(最大格差額;前々年調査29,044円、前年調査12,869円)となり、規模格差は再び拡大した。 次に、賃上げ額別の分布状況をみると、賃上げなし(マイナスを含む)が全体の35.1%と最も多く、以下2,500〜5,000円34.7%、2,500円未満14.6%となっている。 |