TOHOKU半導体企業パンフレット
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 よく耳にする“半導体”は、スマホやテレビ、エアコンなどの家電製品から、自動車や放送機器、運転免許証など、身の回りのあらゆるものに使われています。 半導体の性能によって、これらの製品の機能にも大きな変化がもたらされます。例えば、携帯電話の機能が、会話するだけの電話機から、カメラ、音楽プレーヤー、電子マネーなど拡大したのは、半導体の進化によるものです。 半導体は今日の社会・文明を支えていて、安全・安心で快適な生活を提供するだけでなく、日々の技術の進歩により、未来の社会を支える重要な基盤であり続けています。 半導体産業はあらゆる産業の基盤となっていることから、世界経済の景気動向に左右されやすい傾向がある一方、市場規模は着実に成長を続けてきました。2020年の世界半導体市場は約50兆円で、成長は今後も続くと見込まれています。 生成AIの急速な普及によるデータセンター増強に向けた設備投資の活発化、電気自動車(EV)化による半導体搭載率の拡大、さらには省エネなど世界的な環境対応の進展など、半導体需要はますます増加することが予測されています。東北エリアも、各県に多くの半導体関連産業の事業者が集積しています。また、東北大学を中心に世界有数の研究拠点、コンソーシアムも整備されており、非常にポテンシャルが高い地域です。1半導体はデジタル社会を支える基盤技術!成長を続ける半導体産業市場!

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