東北地域研究シーズデータベース
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山形大学
IoT技術を駆使した複合データ解析による人・物の行動の「見える化」
IoT技術を駆使した複合データ解析による人・物の行動の「見える化」
マイコン
センサ
データ解析
「見える化」
アナログ・センサー・MEMS(磁気、生体、圧力など)
通信・5G・アンテナ・IoT
その他2
研究シーズの特徴・独自性
現在、様々な場面でセンサを使う機会が増えてきており・ビックデータ解析やデータマイニング・人工知能を駆使して様々なサービスが始まりつつあります。その際に、重要なのは、ビックデータ解析が可能になるために必要な、センサデータ収録システムの構築です。そこで、人間や物の様々な行動を複数のセンサを駆使してデータ化するために、複数センサ計測システムの設計・試作・構築の研究を行っております。
(現在おこなっていること)
・簡単なマイコンを用いた複数のセンサデータによる睡眠データ取得と解析
・センサの意外な使い方を駆使した、人・物・動物の行動や感情などの計測とその数値化
・3G/LTE, WiFi,サブギガ帯などの通信方式を使った複合センサ計測システムの構築
・ポストコロナ時代の新たな「ストレスの見える化」
・温泉地などでの、複合センサデータ収集・解析の実証実験
・IoTを活用したインテリジェントな食器による「食の見える化」
産学連携の可能性
本研究では、IoT技術に根差した複数センサ計測システムの設計・試作・構築の研究を通じ、ただデータを収集するだけでなく、その収集したデータを使って人や物の行動などを何らかの形で「見える化」する試みも行っております。これにより、誰でも見てわかりやすい表現とは何か?を研究していきます。
最終的には、温泉による快眠度合いの評価や睡眠とストレスの関係、自動車での運転手のストレス分析と環境など、地域や社会に根差した実装研究やビジネス展開に貢献したいと思っております。
山形大学
工学部 情報・エレクトロニクス学科 電気・電子通信コース
教授: 原田 知親
お問合せ先:
https://harada-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/