本文へスキップ

活動報告REPORT

〜岩手大学ものづくり研究棟 竣工式(2014/1/22)〜

岩手大学工学部の敷地内にどーんと建ちましたのは、
今回の主役!「ものづくり研究棟」です!
岩手大学長 藤井克己氏の御式辞。
文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 木村直人氏の御祝辞。
経済産業省 東北経済産業局 地域経済部長 滝本浩司氏の御祝辞。
岩手県副知事 千葉茂樹氏の御祝辞。
おめでとうございます!



ものづくり研究棟内の施設を見学しました!
出来立てほやほやで、新しい!
これからどんどん設備が到着するそうです。
竣工式参列者150名強の施設見学風景。
たくさんの方が見学しています。
注目の研究、「酸化亜鉛」の説明に熱が入る長田先生。
同じく「酸化亜鉛」の研究をされている新倉先生。
新しいこの場所で、研究がさらに加速することを期待します。
大学としては全国初!自動車部品の試作に対応できるように、100kgの高周波溶解炉を導入したそうです!
こちらも大学としては全国初導入!
砂を固めて溶湯を流し込むための型を作成する造型システムです。
大型部品作成に対応した設備です!
天井クレーンもついており、設備装置を動かすには万全な構造・構成になっていました。
平塚先生、ご説明ありがとうございます。

竣工記念講演会では
”東北を基盤に「ものづくり」・「ひとづくり」”としてトヨタ自動車東日本 白根武史 取締役社長が講演されました。

座れないほどの人が集まり、会場は熱気であふれていました!
トヨタ自動車東日本鰍ナは東北出身、岩手大学出身の方が多く活躍されているということで、ご多忙の中、優秀な人材を求めて「学生のスカウト」にいらっしゃったという白根社長。雄々しく、熱く語ってくださいました。

トヨタ自動車東日本鰍ヘ、AQUAなどコンパクト車の製造がメイン。独自のものづくり文化を確立し、現場の知恵と工夫を凝らしたカイゼンを行っている。
震災後に工場がストップしてしまった時も、皆で全てをより良くしようとつとめ、今人気のAQUAの地位を築いた。

東北をものづくりの拠点にし、日本のものづくりのアドバンテージを東北で最大限に活かしたい。

地域と一体となったものづくりをめざし、現調化センターなどの創設で、東北サプライチェーンの構築や産学官共同研究による先端技術開発をすすめている。

東北人の気質はものづくりに適している。コンパクト車の専門集団を目標に、トヨタ東日本学園などで東北に根差したものづくり人材を育成する。

東北からグローバルにものづくりの技を世界へ発信したい。そのために経済基盤を太くする。

A1.どうやってカイゼンを行っていくのか?
Q1.高技能技術者に任せる!だから人材育成が大事になる。

A2.どんな学生を求めているのか?
Q2.「何でもやってやるぞ!」といった、うまくいかないことにももがき、あらがい、考えて実行する姿勢の人を求めている。

学生さん方の質問ににこやかに応えてくださいました。白根社長、ありがとうございました! 
一緒にいわてのものづくりをより一層盛り上げていきましょう!
   

バナースペース