
11月の実績調査結果(建設業)
建設業全体をみると、工事高が前年同月を上回ったとするところは29.4%と前月調査の32.9%を3.5ポイント下回った。一方、減少企業比率は28.0%と前月調査の28.4%を0.4ポイント下回った。その結果、指標は下向きに転じたが前年を上回って推移している。
一方、収益は増加10.7%(前月調査11.9%)、減少38.7%(同44.7%)と指標は上向いた。
資金繰りは好転2.7%(同9.1%)、悪化27.0%(同36.3%)となっている。

業種別に見た11月の動向
砂利・採石・非金属鉱業 |
生産は前年を上回って推移し、収益は前年並みを維持した形だが、収益面では企業個々にバラツキがみられる
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建築工事業 |
工事高は前年並みを維持したが、収益は前年を下回って推移している
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土木工事業 |
工事高、収益ともに前年を下回って推移している |
設備工事業 |
工事高は前年を上回って推移しているが、収益は前年を下回って推移している
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