3月の実績調査結果(全業種)
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収939企業(有効回収率56.9%)中、14.8%と前月調査の10.2%を4.6ポイント上回ったのに対し、減少したとする企業は37.0%と前月調査の41.4%を4.4ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益も増加したとする企業が9.4%と前月調査の6.0%を3.4ポイント上回り、減少したとする企業が40.9%と前月調査の43.9%を3.0ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
資金繰りは好転5.9%(前月調査4.3%)、悪化35.4%(同37.7%)となった。
13/4〜13/6月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は8.7%と当月実績を6.1ポイント下回っている。減少すると予測している企業は40.7%と当月実績を3.7ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加5.7%(当月実績比3.7ポイント低下)、減少41.7%(同0.8ポイント上昇)と予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転4.8%(当月実績比1.1ポイント低下)、悪化40.6%(同5.2ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 3月までは実績値で4〜6月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成13年1月〜平成13年3月)
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