
8月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,064企業(有効回収率64.5%)中、15.3%と前月調査の15.2%を0.1ポイント上回った。また、減少企業比率も41.8%と前月調査の40.0%を1.8ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
一方、収益は増加企業比率が8.4%と前月調査の9.2%を0.8ポイント下回り、減少企業比率も43.5%と前月調査の41.3%を2.2ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
資金繰りは好転5.4%(前月調査6.7%)、悪化35.2%(同32.4%)となっている。
9〜11月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.0%と当月実績を3.3ポイント下回っている。減少予測企業比率は36.7%と当月実績を5.1ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は上向きとなる。
一方、収益は増加6.6%(当月実績比1.8ポイント低下)、減少39.1%(同4.4ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向きとなる。
資金繰り予測は好転5.1%(当月実績比0.3ポイント低下)、悪化35.6%(同0.4ポイント増加)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 8月までは実績値で9〜11月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年6月〜平成12年8月)

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