情報技術の急激な発展は「IT革命」といわれているが、図9はそれが企業にどう影響しているかをみたものである。「影響がある」が13.3%、「今後、予想される」が50.9%、「今後もない」25.8%であり、6割強の企業が今後も含めて「影響がある」としている。 |
図10は、コンピュータ導入後の問題点についてみたものである。前年と同様「社員のコンピュータ教育」41.0%、「コンピュータ化以前の業務管理が不十分」28.9%、「ハード・ソフトの陳腐化が早い」26.1%が多く、その割合も著増している。反面、「問題はない」の20.9%が減少しており、情報化がコンピュータツールとして進展するに従って、各種の問題点が顕在化、多様化している現状が窺われる。 |
最後にコンピュータ未導入企業にインターネットへの関心及び利用方法で興味のあるものについてみたものが図11である。 いずれの関心事も前年に比べ、多くなっているが、特に「ホームページからの情報収集」47.5%(前年比9.8ポイント増加)、「取引先とのネットワーク」38.1%(同5.8ポイント増加)、「自社のホームページ開設」25.9%(同8.2ポイント増加)が多く、未導入企業においてもインターネットへの関心の高さが窺われる。 |
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