「環境」に関する実態・意識調査(6/6)

 図10-2は、専門業者委託の場合の問題点についてみたものである。「処理料が高い」の60.3%が最も高く、「いつまで委託できるか不安である」32.8%、以下「問題はない」21.9%、「質や量の問題で委託が円滑にいかない場合がある」11.7%となっている。前年比では、「処理業者の処理能力に疑問がある」2.9ポイントの増加、「いつまで委託できるか不安である」2.7ポイントの増加となった。
図10-2 専門業者委託の場合の問題点

 図11は、産廃物の減量化、再資源化への取組状況をみたものである。「既に取り組んでいる」が33.7%と最も高く、「現在は取り組んでいないが計画はある」30.8%、「わからない」18.8%、「現在も取り組んでいないし、その予定もない」16.7%となっている。前年比では、「既に取り組んでいる」2.1ポイントの増加、「現在は取り組んでいないが計画はある」1.9ポイントの減少となった。
図11 産業廃棄物の減量化、再資源化への取り組み状況

 図12は、減量化、再資源化の取り組み程度(段階)をみたものである。「製造段階」の50.0%が最も高く、「原材料購入段階」43.6%、以下「技術開発・製品開発段階」23.4%、「流通・販売段階」18.1%、「その他」16.0%となっている。前年比では、「原材料購入段階」23.1ポイントの増加、これに対して「技術開発・製品開発段階」は24.3ポイントの減少となった。
図12 減量化、再資源化への取り組み程度(段階)

 図13は、環境に関して希望する事項についてみたものである。「支援策等の紹介」52.5%が最も高く、「先進事例の紹介」42.0%、「業界動向情報の提供」40.6%、以下「講習会等の開催」27.5%、「技術・製品情報の提供」27.2%、「機器・設備の展示」13.0%、「先進企業の見学」11.2%となっている。前年比では、「講習会等の開催」2.8ポイントの増加、「業界動向情報の提供」2.4ポイントの増加、「先進事例の紹介」2.0ポイントの増加、「支援策等の紹介」3.5ポイントの減少となった。
図13 環境に関して希望する事項

※なお、図中の回答数は本年度の実績である。



| 前のページへ |

目次に戻る