「環境」に関する実態・意識調査(3/6)

産廃処理 過半数が専門業者委託

 図7は、生じた産廃物の処理方法を種類別にみたものである。調査対象とした産廃物は環境関連法に基づく18種類であるが、ここでは県内企業の実状に応じ代表的なもの・特徴的なもの8種類を掲載している。(図中の上段は平成12年、下段は平成11年)
 図7-1は、繊維くずの処理方法をみたものである。「専門業者委託」によるものが74.0%と大半を占めている。前年比では、「専門業者委託」7.3ポイント増加、「自社」6.3ポイントの減少となった。
図7-1 繊維クズ

 図7-2は、金属くずについてである。「専門業者委託」によるものが90.4%と割合が最も高く、「リサイクル」は14.0%となっている。前年比では、「自社」が1.8ポイントの減少となった他は前年とほぼ同値である。
図7-2 金属クズ

 図7-3は、建設廃材についてである。「専門業者委託」が88.8%と最も高く、「自社」と「リサイクル」が9.6%と同値で続いている。前年比では、「専門業者委託」4.0ポイントの増加、「自社」5.6ポイント減少、「リサイクル」2.8ポイントの減少であった。
図7-3 建設廃材

 図7-4は、ばいじん類についてである。「専門業者委託」78.6%、「自社」と「リサイクル」が同値で14.3%となっている。前年比では、「リサイクル」8.0ポイントの増加、「自社」10.7ポイントの減少であった。
図7-4 ばいじん類



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