12月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収967企業(有効回収率58.6%)中、17.0%と前月調査の15.5%を1.5ポイント上回った。また、減少企業比率も36.4%と前月調査の37.2%を0.8ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益も増加企業比率が13.1%と前月調査の10.7%を2.4ポイント上回り、減少企業比率は41.4
%と前月調査の40.6%を0.8ポイント上回ったことから、指標は再び上向いた。
資金繰りは好転7.7%(前月調査7.0%)、悪化31.3%(同32.2%)となっている。
1〜3月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.6%と当月実績を4.4ポイント下回っている。減少予測企業比率も40.2%と当月実績を3.8ポイント上回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
また、収益予測でも増加8.7%(当月実績比4.4ポイント低下)、減少43.0%(同1.6ポイント上昇)と指標は下向くことになる。
資金繰り予測は好転7.0 %(当月実績比0.7ポイント低下)、悪化36.1%(同4.8ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 12月までは実績値で1〜3月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成11年10月〜12月)
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